住信SBIネット銀行は、ネット銀行の大手で有名です。改めてメリット・デメリットや他行との比較や評価をしていきたいと思います。
- ネット銀行・ネットバンクとは?
- 住信SBIネット銀行のメリット
- 金利・定期預金・SBIハイブリッド預金
- 住信SBIネット銀行のデメリット
- 住信SBIネット銀行を使ってみた感想・評価
- 住信SBIネット銀行をお得に申し込む方法
ネット銀行・ネットバンクとは?
住信SBIネット銀行を含め、楽天銀行などもネット銀行として有名ですね。
そもそもネット銀行とは何なのでしょうか。
ずばり、実店舗が存在しない or 限りなく少ない銀行で、ほとんどの取引をインターネット経由で行うことができます。
銀行側は、その分コストを削減することができるので、我々消費者にもメリットのあるサービスを提供することができるのです。
最近では、メガバンクやその他大手銀行もネット専用口座であったり、ネットをメインとする流れになってきていますね。
そんな中でもやはり住信SBIネット銀行はオススメのネット銀行になります。
住信SBIネット銀行のメリット
メリット1・ATM引出・預入手数料が最大月15回無料
- イオン銀行
- セブン銀行
- ゆうちょ銀行
- E-net(ファミリーマートなど)
- ローソン銀行ATM
- ビューアルッテ
コンビニを中心に、ATMを利用することができます。
預け入れ・残高照会は無条件で無料で可能となっています。引き出しのみがスマプロランクに応じて無料でATMを利用できます。スマプロランクの詳細については後述します。
スマプロランク別無料利用回数
最も低いランク1でも月に2回無料で引き出しができます。国策でキャッシュレスを推進していることもあり、現金を利用する機会も減ってきているので、現金引き出しは月2回でも十分です。
メリット2・振込手数料が月最大15回まで無料
振込手数料が月間最大15回まで無料となります。
住信SBIネット銀行では、同行宛て、つまり住信SBIネット銀行→住信SBIネット銀行への振込は何度でも無料です。
他行宛の振込が、スマプロランクに応じて最大月15回まで無料となります。
仮に有料になった場合は150円(税抜き)です。有料といえど安いですが、手数料はお手軽に節約できるので、なるべく手数料無料で銀行を利用しましょう。
ATM利用料と振込手数料のスマプロランクまとめです。
最低のランク1で、月1回他行宛の振込が無料になります。ランク1は無条件で誰でもなれる会員ランクです。ランク2は30万円以上預けることで条件クリアとなります。
ランク3以上は、条件が複雑であったりもしくは、難易度が比較的難しかったりします。ランク3のシンプルな条件は、「300万円以上預ける」となります。難易度は一気に上がりますね。
ランク2でも十分実用的ですし、無理にランクを上げる必要はありません。
メリット3・SBI証券との連携がグッド
資産運用に欠かせないのが、株式運用です。株式運用もやはりネット証券がおすすめです。SBI証券はネット証券を代表する証券会社ですね。
SBI証券を利用する上で、住信SBIネット銀行は欠かせないツールです。資金の移動がスムーズになります。
また、海外・外国株を運用したいと思う方は、SBI証券でまず間違いありません。
SBI証券と住信SBIネット銀行は切っても切れない関係です。
メリット4・ミライノデビット(Visa・MasterCard)
年会費無料・審査不要のデビットカードを持つことができます。デビットカードはクレジットカードと違い、基本的には審査はありません。
また、支払いは、即座に口座から引き落としがされるため、使いすぎの防止になりますね。
ポイント還元率は、
- Visa:0.6%
- MasterCard:0.8%
となっていますので、MasterCardの方がオススメですよ。一般的なデビットカードの還元率は0.5%ほどなので、両ブランドともに高いポイント還元となっています。
メリット5・米ドル購入・外貨預金がグッド
住信SBIネット銀行は、米ドルの調達コストが非常に低いです。また調達した米ドルをSBI証券に資金移動ができるメリットがあります。
住信SBIネット銀行 | ソニー銀行 | ||||
ステージなし | シルバー | ゴールド | プラチナ | ||
通常取引 | 4銭 | 15銭 | 10銭 | 7銭 | 4銭 |
積立購入 | 2銭 | ||||
備考 | 為替コスト0銭キャンペーン を定期的に実施 |
ソニー銀行も低コストで有名なので、ソニー銀行と住信SBIネット銀行の比較表です。
通常購入の場合は1ドルを4銭つまり、0.04円で購入することができます。
メリット6・定額自動入金
本人名義の他行口座から任意の指定金額を引落し、自動的に住信SBIネット銀行の自身の口座へ入金できるサービスです。
毎月一定額をATMや振込によって入金している人は、住信SBIネット銀行への入金が自動化できるので非常に便利です。
例えば、クレジットカードの引き落とし口座や水道料金などの光熱費の引き落とし口座に住信SBIネット銀行を指定している場合、他行の口座から手動で振り込む必要なく自動化することができます。
定額自動入金はスマプロポイントの対象となり、定額自動入金を設定し、実際に利用されれば毎月30ポイント(1ポイント=1円相当)がもらえます。貯まったポイントは500ポイント以上で現金に交換可能となります。
- 利用料は無料
- 入金額は1万以上1千円単位で設定可能
- 引き落としから入金までは4営業日要する
- 登録件数は最大5件まで可能
設定すると自動的に毎月定額が住信SBIネット銀行へ自動入金されます。その上、ポイントが毎月30ポイントもらえます。毎月1万円でよいので資金に余裕があれば設定しておいて損はないでしょう。
楽天銀行と組み合わせをすることで、楽天銀行のハッピープログラムの対象となり、楽天銀行でもポイントがもらえますので、ポイント二重取りが可能です。ただし、ハッピープログラムでもらえるポイントは3ポイントです。
メリット7・定額自動振込サービス
定額自動入金サービスとは、真逆です。住信SBIネット銀行から指定の口座へ毎月決めた日に振込みをしてくれるサービスです。
特定の曜日を指定したり、日付で指定したりなど自由度は高いです。
- 手数料:通常の振込と同様
- 登録件数:最大10件まで
自動入金との違いは、振込先は自分の口座でなくてもよいです。例えば家賃の振込や子供への仕送りなど毎月決まっている振込があれば指定すると便利に使えます。
金利・定期預金・SBIハイブリッド預金
住信SBIネット銀行の金利や定期預金などはどうなっているでしょうか。
- 円預金:0.001%
- SBIハイブリッド預金:0.01%
- 定期預金:0.02%(最低1ヶ月~)
住信SBIネット銀行の金利は、普通です。メガバンクと比較して同程度という水準です。
以前は、高い金利でしたが、日銀のマイナス金利政策以降は、かなり厳しい状況です。銀行に預けてお金が増えるといった水準では決してないです。
たまに、キャンペーンで定期預金の金利がアップしますが、最近はあまり見かけませんね。
銀行預金に重点を置くのであれば、楽天銀行がいいかもしれません。1ヶ月定期の利率が0.21%なので、住信SBIネット銀行の定期預金の10倍に相当します。
住信SBIネット銀行のデメリット
住信SBIネット銀行のデメリットを考えてみましたが、使ってしまえば特に不自由なく利用していますが、実店舗がないということでしょうか?
私は、デメリットと感じることはありませんが、すぐに問い合わせをしたい!といったときにすぐに連絡がつかないのが難点かもしれません。
ネットバンクですが、電話での連絡先も存在しています。
とはいえ、かなり待たされることも多いので注意が必要ですね。
住信SBIネット銀行を使ってみた感想・評価
住信SBIネット銀行は私のメインバンクとなっています。銀行に何を求めるかの基準は人によって異なります。例えば、預金金利で比較すると楽天銀行の方が断然高いです。(楽天銀行も私のメインバンクとなっていますが^^;)
ただ、お金を預けて利息やもらえるポイントを重視するのであれば楽天銀行がオススメです。
住信SBIネット銀行を使って便利だと感じる点は下記の通りです。
コンビニで現金引き落としが便利
住信SBIネット銀行特有ではないかもしれません。他のネットバンクでも同様のことがいえるかもしれませんが、少なくともメガバンクのATMで行列に並ぶ時間は0になりました。
未だにメガバンクATMに列ができているのを見かけると、時間を短縮できてよかったと実感します。
スマホを利用したセキュリティ対策が良い
振込をする際、通常のパスワードとは別にスマホのアプリ側でも認証ができます。
アプリを利用したセキュリティ対策は便利な上に、より安全に振込が利用できますね。
振込回数が多い
振込ができる回数が多く、メインバンクにして、他の自身の銀行に必要な金額を振込をする使い方をしています。振込手数料を払った記憶は数年ありません。細かい話ですが節約につながりますね。
SBI証券との連携が便利
住信SBIネット銀行のハイブリッド預金に預けているお金はSBI証券での買い付けに利用できるので、資金を移動させる必要がありません。
SBI証券の入金は、ほぼ無料なのでSBI証券への入金=住信SBIネット銀行への入金と同じといえるので、他行から住信SBIネット銀行への振込は無料でできます。ただし、自分名義の銀行からのみ利用できます。
また、海外株・海外ETFを購入において、SBI証券が最もお得に利用できます。現状、米ドルの調達コストが最も安いのが住信SBIネット銀行だからです。
海外株や海外ETFを購入するには、米ドルで買い付けをする必要があります。そのため、米ドルを調達する必要がありますが、住信SBIネット銀行が最もお得でオススメといえます。
預金金利やポイントサービスは楽天銀行に劣る
デメリットではありませんが、住信SBIネット銀行を他行と比較すると、預金金利やポイントサービスで楽天銀行に劣ります。
楽天銀行の金利やポイントサービスは大変素晴らしく、無リスク資産を増やす観点では、楽天銀行は間違いなくナンバーワンではないでしょうか。
住信SBIネット銀行をお得に申し込む方法
最後に住信SBIネット銀行をお得に申し込む方法を解説します。
ハピタスを経由して、住信SBIネット銀行・SBI証券の口座を作ると、ハピタスポイントがそれぞれ500ポイントもらえます。(記事執筆時のポイント)
このポイントは、アマゾンギフト券や楽天ポイント・Tポイントなどの電子マネーや現金に交換することができます。
ハピタスでは最低300ポイントから交換ができるので、住信SBIネット銀行の申し込みでもらえる500ポイントであれば、すぐに交換が可能です。
やり方は、ハピタスで住信SBIネット銀行・SBI証券を検索して、「ポイントを貯める」ボタンをクリックして、申込みをするだけです。
ハピタスに関する詳しい記事はこちらで解説しています。
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