車を保有していると、月々の固定費としてかかってくるのが、ガソリン代です。節約の第一歩はやはり、毎月の固定費をいかに抑えることができるか、というところです。ガソリン代を現状より、安くすることができれば、今後数年、数十年という生活を考えれば、チリツモも小さくない額となってきます。
さて、今回はENEOSでのガソリン代を安くする節約術を解説したいと思います。
- ENEOSカード Cはガソリンが最大8円引き
- ENEOSカード Pは最大3%ポイント還元
- ENEOSカード Sはガソリン1Lあたり2円引き
- 楽天カードは2%の還元率!
- ANAカードはポイント3重取りが可能!!
- JALカードはポイント二重取りができる!!
- dカードは2%還元!!さらにTポイントの二重取り
- ビューカードは還元率1%
- クオカードが使えてTポイントももらえます
- まとめ
ENEOSカード Cはガソリンが最大8円引き
ENEOSカード Cは毎月の利用額に応じて割引されます。ただし、支払い時に割引価格で支払うのではなく、後ほどキャッシュバックされる形で割引を受けることが出来ます。
最大で7円引きとなりますが、月のクレジットカードの利用額が7万円以上というのが条件となっています。
これはガソリン代の支払いのみではなく、日常生活での支払いなど、ENEOSカード Cを使った金額すべての合計が7万円以上なので、公共料金・スマホの支払いなど、すべてをENEOSカード Cに集約すれば、7万円は可能な金額かもしれません。とはいえ、少々ハードルが高い印象です。
ENEOS でんきを利用で1円引き
さらにENEOS でんきを利用すれば、1円引きとなりますので、 最大で8円引きとなります。
なお、年会費は初年度無料ですが、次年度以降は1,250円(税抜き)が必要となります。最大の7円をキャッシュバックとして考慮すると、1250円÷7円=179Lになりますので、年間179L以上利用すれば元を取れる計算となります。
注意点
割引は月間150Lまでが割引の対象となります。それ以上は割引になりません。
また、クレジットカードのポイント還元サービスなどはありません。
上記注意点がありますが、まさにENEOS給油ためのクレジットカードといえますね。
ENEOSカード Pは最大3%ポイント還元
ENEOSでの利用は最大3%の還元になります。利用額1,000円ごとに30ポイントです。1ポイント=1円相当です。
注意点として、1,000円以下は切り捨てになるということです。1,999円の利用でもポイントは30ポイントになります。その場合の還元率は1.5%になります。
ENEOS以外での利用では1,000円ごとに6ポイントですので、最大で0.6%の還元率になります。同様に1,999円の場合は、還元率0.3%になります。
ENEOSカード共通で、年会費は初年度無料、次年度以降は1,250円(税抜き)になります。
ENEOS でんきを併用すれば、最大還元4%になります。1,000円以下は切り捨てということに注意すれば、還元率4%は魅力でしょうか。
ENEOSカード Sはガソリン1Lあたり2円引き
最もシンプルなクレジットカードです。 ENEOSカード Sでガソリン代を支払えば、1Lあたり2円引きとなります。
ガソリン代が1Lあたり150円と仮定すると、1.3%の還元率となります。1Lあたりのガソリン単価が上がればあがるほど、還元率が下がる仕様になっています。逆にガソリン単価が下がれば下がるほど還元率が上がるということになりますね。
例)
ガソリン1L 120円の場合:1.67%の還元率
ガソリン1L 180円の場合:1.11%の還元率
楽天カードは2%の還元率!
楽天カード は、還元率2%です。シンプルですね。さらに年会費無料です。
前述のENEOSカード Sは1Lあたり2円引きですが、楽天カードは2%です。
例)ENEOSカード S
ガソリン1L 120円の場合:1.67%の還元率
ガソリン1L 180円の場合:1.11%の還元率
例)楽天カード
ガソリン1L 120円の場合:2%の還元率
ガソリン1L 180円の場合:2%の還元率
と楽天カードに軍配が上がります。
楽天カードはENEOSだけではなく、他にもメリットがたくさんあるカードです。詳しい解説はこちらのページで解説しています。是非御覧ください!
Apple Payでの支払いはポイント加盟店サービス対象外
残念ながら、楽天カードをApple Pay で支払えば、Tポイントカードを挿入可能となり、二重取りができるのでは?と思いましたが、2018年10月時点では、対象外となっています。
街でのご利用分ポイントが最大2倍!
楽天市場での利用が15,000円を超えた月であれば、ガソリンの楽天カード支払いのポイントがアップします。
楽天市場での利用が15,000円以上であれば、2.5%の還元率に、40,000円以上利用であれば、3%の還元率となります。
楽天カード利用者であれば、楽天市場を利用することも多いと思いますので、15,000円を超えそうな月は、エントリー をするだけでもしたほうが良さそうですね。
エントリーの前に、ガソリンを入れてしまっていても、同月内にエントリーをすれば問題ありません。
例)
ガソリンを入れる→楽天市場で15,000円の買い物→エントリーの順だったとしても同月内であれば、キャンペーンが適応されるということですね。
ANAカードはポイント3重取りが可能!!
ANAマイル+Tポイント+ANAカードポイントで3重取りとなります。
①ANAカードマイルプラス加盟店であるENEOSでは、 ANAカード利用額100円(税込み)につき1マイル還元されます。マイル還元率1%になります。
②iD、またはQUICPay付帯のANAカードで、iD払いもしくはQUICPayで支払いをします。その後Tカードを挿入すると、Tポイントの付与があります。
200円につき1ポイントの還元なので、0.5%の還元率となります。
Tポイントと併用できないカード一覧です。
この中に、ANAカードがありますね。iDもしくはQUICPayで支払うことにより、ANAカードとは認識されずにTポイントカードを挿入することが可能となるのです。ただし、このやり方は、セルフ限定かつ、iD、QUICPay対応のガソリンスタンドということになります。
こちらのサイトで、電子マネーの部分をクリックすれば、iD、QUICPay対応のガソリンスタンドを検索することが可能となっています。
③支払額に応じてANAカードによるクレジットカードポイントを獲得することができますので、これで3重取りが可能となります。一般のANAカードですとマイル還元率0.5%ほどでしょうか?
総還元はマイル還元率1.5%、Tポイント0.5%となります。マイルは価値が変動するので、分けての表記にさせていただきました。
JALカードはポイント二重取りができる!!
JALカードは通常時は200円で1マイルの付与となっていますが、ENEOSは特約店となっていますので、200円=2マイルの付与となります。通常時の2倍ですね。
さらにショッピングマイル・プレミアム(年会費3,240円)に入会していると、100円=2マイルとなり、通常時の4倍になります。
QUICPay付帯のJALカードであれば、ANAカードで解説した通り、TポイントとJALカードのポイント両取りが可能となっています。
以前は、JALカードSuicaでは、Apple Pay支払いでは、特約店ポイントをもらえませんでしたが、2018年3月以降は付与の対象となっています。
総還元は、ショッピングマイル・プレミアム加入を前提条件にすると、マイル還元率2%+Tポイント0.5%となります。
dカードは2%還元!!さらにTポイントの二重取り
dカードは2%還元となります。dカードは通常1%の還元率なのですが、ENEOSはdカード特約店となっていますので、さらに1%の追加還元となります。還元率で比較すると、楽天カードと遜色ないです。
dカードの年会費は初年度無料、次年度以降は1,250円(税抜き)となっています。ただし、一度でも利用があれば、年会費は無料となりますので、実質年会費無料といえますね。
またdカードの特徴として、ローソンで5%還元となるのが最大のメリットです。
Tポイントの二重取り
Dカードに付帯するiD支払い、およびApple Payでの支払いで、Tカード挿入が可能となり、Tポイントが付与されます。前述の通りですが、セルフスタンドおよびiD対応のガソリンスタンド限定になります。200円につき1ポイント付与となります。
dカードは2%還元、Tポイント0.5%還元で、総還元率は2.5%となります。
ビューカードは還元率1%
ビューカードは1,000円(税込み)ごとにJRE POINTが5ポイント貯まるクレジットカードです。ENEOSでは、JRE POINTが10ポイントになります。なお、1ポイント=1円相当です。
ただし、1000円以下は切り捨てになります。仮に支払総額が1,999円の場合は10ポイントですので、還元率は0.5%になりますので、注意が必要です。
クオカードが使えてTポイントももらえます
コンビニで利用するイメージが強いクオカードですが、ENEOSで利用することができます。
クオカードは購入価格と、利用可能額が異なります。10,000円の場合は180円お得になります。還元率は1.8%です。
さらに、リクルートカードでチャージしたnanacoを利用し、セブンイレブンで購入すると、リクルートカードチャージ分の1.2%の還元があります。
トータルで3%の還元になるわけですね。
さらに、Tポイントの付与もありますので、総還元は3.5%になります。
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まとめ
個人的なオススメの支払い方法は、クオカードです。
ENEOSカード3種は、ENEOSに特化されたカードですので、日常使いも含めるとやはり使い勝手はあまりよくないような印象です。
ANA、JALカードについては、マイルを集めている方には、オススメの支払い方法です。Tカードポイント0.5%の還元もつきますので忘れずにポイント二重取りをしましょう。
ANA、JALのクレジットカードもマイルに特化されたカードですので、元々お持ちの方、もしくは飛行機に乗る機会が多い方には良いですね。
クオカードがオススメの理由は、シンプルに高還元ということです。事前にクオカードをnanacoで購入するといった手間が発生しますが、クオカードは、コンビニで利用できますし、汎用性は高いといえます。
仮にENEOSで利用しなくなったとしても、3%の還元はそのまま活きます。有効期限もないので、コンビニに立ち寄った際に利用できます。
ローソンの場合は、dカードもしくは、Pontaカードを提示すれば1%ポイント還元なので、実質4%還元になります。
ファミリーマートの場合は、Tポイント提示で0.5%のポイント還元となります。ENEOSと同様ですね。実質3.5%還元となります。
このようにクオカードは利便性が高いので、3%還元でクオカードを購入しておくのが最もオススメの支払い方法となります。
もちろん、マイルを集めている方は、ANAもしくはJALカードが良いと思いますし、楽天ポイントを集めているのあれば、楽天カードがよいと思います。
今から少しでも節約をしようと考えている方に、選択肢の一つとしてクオカードをオススメできればと思い、解説させていただきました。少しでも参考になればうれしいです。
最後までありがとうございます!
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