みなさん、ファミマTカード(クレジットカード)をご存知でしょうか?ファミリーマートで利用するととても便利なカードです。最大還元率3.5%を誇ります。ファミマでクーポン・割引を受けることもできます。キャンペーンや使い方、メリット、デメリットを徹底解説していきます。
- ファミマTカードとは?
- ファミリーマートでの利用は還元率は3.5%?
- クオカードをファミマTカードで買うとお得?
- ファミマTカードで各種税金が支払える?
- Tポイントのお得な利用方法
- ファミランク
- 25歳以下ならポイント還元1%に
- レディースデー
- 「今お得」な商品がファミマTカードなら特別価格で買える!
- docomoの電子マネーiD対応
- Apple Pay対応
- モッピー経由でファミマTカードを申し込むとお得
- ファミマTカード公式キャンペーン
- デメリット
- まとめ
ファミマTカードとは?
※FamilyMartより引用
ファミマTカードは、ポケットカード株式会社と株式会社ファミリーマートが提携して発行しているクレジットカードです。
ファミマTカードは3種類あります。クレジットカード、Visaデビット付キャッシュカード、ポイントカードです。本記事ではクレジットカードのファミマTカードについて解説しています。
国際ブランドはJCBのみです。入会金、年会費は無料です。
ポイント還元率は0.5%になります。200円(税込)につき1ポイント貯まります。クレジットカードによっては、月総利用額に対して、ポイント付与されるパターンと、利用の都度ポイント付与されるパターンがあります。ファミマTカードは後者にあたりますが、前者の方がオススメです。
200円につき1ポイントの場合ですが、私はファミマでよくカフェラテ180円(税込み)を買うのですが、この場合、ポイント付与はされません。
楽天カード、ヤフーカードもファミマTカードと同じです。リクルートカードは、総額に対してのポイント還元となります。
極端な例になりますが、ファミマTカードの場合、毎日180円のカフェラテを飲み続けても月間0ポイントです。一方月間利用額に対してポイント付与される場合、180×30日×0.5%=27ポイントつきます。
日々の積み重ねでけっこうな金額が変わってくるので注意が必要です。
Tポイントは1ポイント=1円相当で、現金同等の価値があります。Tポイントはファミリーマートはもちろん、TSUTAYA、ウェルシア、島忠、エディオン、ヤフーショッピング、アスクルが運営するLOHACOやすかいらーく系列のガスト、バーミヤン、ジョナサン、ドトール、吉野家、ENEOSなど、幅広く利用することができます。
ファミマTカードの基本的な情報はこのあたりだと思います。次項からはどういったメリットがあるのか、深掘りしていきます。
ファミリーマートでの利用は還元率は3.5%?
200円のつき1ポイントの還元率と解説しましたが、それはJCB加盟店、つまりは通常利用の場合の還元率になります。
ファミリーマートでの支払いでは還元率が3.5%になるのです。ただし、対象外の商品や限定条件があります。
ファミマTカード提示でもらえるポイントが0.5%です。
支払いにファミマTカードを利用すると、ポイントが0.5%です。
さらに特別ポイントとして、1%の追加になります。これはキャンペーンとなっていますが、「これからもずっと」と公式ホームページには記載があります。
この時点で、2%の還元率になります。「いつでもファミリーマートで、ファミマTカード利用で2%になる」ということです。200円につき、4ポイント付与ということですね。
カードの日
さらにカードの日に使うとお得です。カードの日は、火曜日(カ)と土曜日(ド)ですね。
カードの日にファミマTカードを使うと、+1.5%のポイント付与追加になります。
合計で、3.5%のポイント還元になります。
ただし、Famiポート取扱商品・サービス/切手・ハガキ・印紙類/チケット類/POSAカード・プリペイドカード各種/各種代金のお支払い(公共料金等)/totoは特別ポイント付与対象外となります。(カードの日のポイント付与1.5%は適応されます。)
クオカードをファミマTカードで買うとお得?
クオカードは大手コンビニで利用できます。また、マツモトキヨシなどでも利用できますので、比較的利便性の高いプリペイド式カードです。
節約術として有名ですが、クオカードは、10,000円カードには、10,800円分利用可能となっており、実質1.8%の還元となっています。
ファミマTカードでクオカードを購入すると還元率はどうなるのか?
結論から言いますと、1%の還元になります。10,000円のカードを買えば1.8%の還元率なので、合わせて2.8%の還元となります。
では、なぜ1%なのか?ということです。上述の特別ポイントはつかないにしてもカードの日の特典、2.5%はついてもよいのではないか?という疑問があります。
少し難解なのですが、ファミマTカードを提示してもらえるポイントとファミマTカードで決済するともらえるポイントの2種類が存在します。提示してもらえるポイントが「ショッピングポイント」、クレジットカード決済してもらえるポイントが「クレジットポイント」と呼ばれます。
公式サイトに詳しく書いていますが、金券、プリペイドカード(QUOカード、amazonショッピングカード等)類、商品券 はショッピングポイントの対象外です。
つまりクレジットポイントしかつかないのです。ですので、カードの日にクオカードを買ったとしても、クレジットポイント0.5%に、カードの日の上乗せ分0.5%の、合計1%しかポイント還元がないということになります。
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ファミマTカードで各種税金が支払える?
スマホ携帯料金やガス、水道、電気などの公共料金を店頭で支払う場合、ファミマTカードであれば、クレジットカード払いができるんです。ただし、ファミリーマート限定です。もちろん、ポイント付与もあります。還元率は通常通り200円につき1ポイントになります。
自宅に送られてくる支払い用紙をレジで渡し、クレジットカードで支払うことができるのです。
自動車税、国民年金保険料は、オンラインの「Yahoo!公金支払い」を利用することにより支払いが可能です。ただし、対応していない地域や会社、自治体などがあります。
住民税や固定資産税は、セブン-イレブンでnanaco支払いが可能です。nanacoポイントはつきませんが、nanacoにチャージする際にポイントがつくクレジットカードがあります。ファミマTカードもチャージの際に0.5%のポイントがつきます。リクルートカードの場合は月間3万円を上限として、1.2%のポイントがつきます。
いずれにしても、各種税金はセブン-イレブンでnanaco支払いがお得といえそうです。
Tポイントのお得な利用方法
ファミマTカードではTポイントが貯まります。シンプルにファミリーマートで貯まるし、使える便利なポイントサービスです。他にどういった使いみちがあるか解説しますね。
公式サイトでは利用できるお店の一覧があります。普段利用しているお店が対応しているかもしれないので、チェックしましょう。普段使いでTポイントを消化できるのであればそれが一番です。
特にないという方には是非オススメのお得な利用方法をご紹介しますね。
ウェルシアでは毎月20日は1.5倍分お買い物ができる!
welcia(ウェルシア)では毎週月曜日にTポイントが2倍貯まります。通常100円(税抜き)で1ポイント貯まります。月曜日は、100円(税抜き)で2ポイントです。つまり2%の還元率となります。
一方、Tポイントポイントを使用する場合ですが、毎月20日はTポイント×1.5倍分買い物ができるのです!
例えば、200ポイント利用なら300円分、1000ポイントなら1500円分買うことができます。
つまり、20日にウェルシアではTポイントポイントの価値が1.5倍になるということです。
関連のマツキヨの記事はこちらです。
ファミランク
ファミリーマートでは、一ヶ月間の買物総額に応じてランクが決まるサービスを導入しています。
5,000円以上で翌月の還元率が1%に、15,000円以上で1.5%になります。
ファミリーマートで買い物をすればするほど、お得になるサービスですが、通常利用では少し厳しかもしれません。
まとめるとこうなります。
ショッピングポイントは買い物をする際に、レジでTポイントカードを提示する際にもらえるポイントということになります。
ショッピングポイントなので、タバコやプリペイドカードなどはポイント対象外となっています。
ですので、シルバーランクになったとしても、クオカードのようなプリペイドカードを購入する場合でも、ポイント還元がブロンズよりも上がるというわけではないので注意が必要です。
25歳以下ならポイント還元1%に
25歳以下限定の「若者応援」制度になります。ファミリーマートでの買い物限定になります。
クレジットポイントが2倍、つまり1%の還元となります。
まとめるとこうなります。
26歳を迎えた誕生月の月末までポイント2倍の対象です。
レディースデー
女性限定のサービスですが、毎週水曜日はショッピングポイントが2倍、つまり、1%の還元となります。ショッピングポイントですので、提示だけでポイント付与されます。
まとめるとこうなります。
「今お得」な商品がファミマTカードなら特別価格で買える!
こちらで一覧を確認できますが、割引価格で買うことができます。
一例をあげるとこん感じです。割引率は10円から20円ぐらいになります。「いまお得」商品が一つでも含まれているのであればファミマTカードが最もオトクな支払い方法になる可能性が高いです。
Kyash+リクルートカードでも2.2%の還元率です。仮に20円割引されるとすると、625円をKyash+リクルートカードで支払うと13円のポイント還元がされます。
もちろん、ファミマTカードにもクレジット還元があります。それらを考慮するとやはり、「いまお得」商品を買う場合は、ファミマTカードでの支払いがよいですね。
docomoの電子マネーiD対応
NTTドコモの「おサイフケータイ®」で瞬時にクレジット決済ができ、同時にファミマTカードの会員限定特典が受けられ、さらにTポイントが貯まるサービスです。iD加盟店でもご利用いただけ、Tポイントが貯まります。
Apple Pay対応
ファミマTカードはApple Payに対応しています。iPhone 7以降の機種で使えます。
利用の際は、レジにて、「iD払いで」と伝えて、iPhoneを読み取りリーダーにかざせばオーケーです。
もちろん、Tポイント付与、会員価格などのサービスを受けることも可能です。クレジットカードをだす代わりにスマホで決済ができますので、よりスマートな生活を送ることができますね。
また、ファミマTカードでSuicaへのチャージも可能となっています。しかしポイント付与の対象外となっているので、注意が必要です。またオートチャージも非対応となっています。オートチャージ対応はビューカードのみとなっています。
モッピー経由でファミマTカードを申し込むとお得
モッピー経由でファミマTカードを申し込むと、2018年11月現在4500ポイントもらえます。
www.moneyhack.workモッピー解説記事です。
ハピタス経由では、4380ポイントもらえます。
どちらか一つのみ適応できますので、ポイントが多い、モッピー経由がオススメです。
ファミマTカード公式キャンペーン
カード利用で最大2,000ポイントもらえる
200円(税込み)以上の買い物で、200ポイントもらえるキャンペーンがあります。最大2,000ポイントもらえます。つまり10回までということですね。
こちらのキャンペーンの期間はカード発行日月の翌月末までとなります。
スマホ料金をクレジットカード支払いで1,000ポイントもらえる
docomo、KDDI、Softbank、ワイモバイルのいずれかのスマホユーザーの場合は、支払いをファミマTカード支払いにするとTポイントが1,000ポイントもらえます。
こちらのキャンペーンもカード発行日月翌月末までにする必要があります。
電気料金をクレジットカード支払いで1,000ポイントもらえる
電気料金をファミマTカード支払いにすると1,000ポイントがもらえます。ただし対象の電気会社は、北海道電力、東北電力、東京電力エナジーパートナー、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力のいずれかです。
こちらのキャンペーンもカード発行日月翌月末までにする必要があります。
これらのキャンペーンはすべて併用可能なので、しっかりとポイントをもらいたいですね。
デメリット
リボ専用
ファミマTカードは、リボ払い専用カードです。ですので、支払いはリボ払い(ミニマム・ペイメント)となります。しかし、変更ができますので、カード発行後はすぐに変更しましょう。
リボ払いは、手数料を払いますので、絶対にやめましょう。
支払方法を「ずっと全額コース」に変更すればオーケーです。
通常還元率が0.5%とやや不満
年会費無料のクレジットカードでは、還元率0.5%は標準的で高くはありません。年会費無料のクレジットカードでは、還元率1%のクレジットカードが多数存在しますので、見劣りします。
ですが、ファミリーマートでの利用では大いにメリットがありますので、ファミリーマートをよく利用する方にはオススメのクレジットカードです。
家族カードがない
ファミマTカードには、家族カードはありません。完全に個人の利用となります。
付帯保険がない
ファミマTカードには海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険がつきません。
まとめ
火曜日と土曜日、カードの日にファミリーマートで利用するとお得になります。最大3.5%の還元率となります。
ファミリーマートに特化されたクレジットカードですが、他にもメリットがあります。年会費無料なので、もっておいて損のないクレジットカードといえます。