セブン&アイのバーコード決済「7pay(セブンペイ)」、KDDIの「au Pay」が登場します。どちらもバーコード決済なので、ユーザーからすれば、既存のLINE Payなどと同じ使い勝手になるといえます。
バーコード決済が次々と登場してきていますが、どこも客の囲い込みに必死なので、リリースキャンペーンは大盤振る舞いです。特にPayPayは大々的でしたね。
改めて、どのモバイル決済サービスがお得なのか?またお得なキャンペーンはどの決済サービスなのか解説します。
主要モバイル決済サービス
PayPay
Paypayは2019年5月31日まで最大20%還元のキャンペーンで、現状最もお得といえます。
一回の決済での還元上限は1,000円なので、5,000円の買い物以上になると上限の1,000円が還元となります。
また、PayPay残高での支払いで20%の還元となりますので、基本的にはPayPay残高での支払いがお得です。
PayPay残高へのチャージ方法は、銀行口座orヤフージャパンカードとなっています。
ヤフージャパンカードでチャージをすれば、チャージ額の1%はクレジットポイントがつくため
- ヤフージャパンカードでチャージ 1%還元
- PayPay残高支払い 最大20%還元
上記の方法が最もお得です。
100億円キャンペーンが終わってどうなるか?というところですが、まだ何かしらキャンペーンがあるかもしれません。
また、PayPayの通常時の還元率は0.5%です。ヤフージャパンカード(還元率1%)でチャージをして利用すれば、還元率は1.5%になります。
KyashをPayPayに利用できないことはないですが、チャージはできませんし、本人認証もできないため、月5,000円までの利用となります。
毎月5,000円未満の利用であれば、
- PayPay(0.5%)
- Kyash(2%)
- リクルートカード(1.2%)
の還元率となりますので、合わせて3.7%の還元率となります。コンビニ利用や、松屋など少額決済であれば、月5,000円までに抑えることも可能ですね。
LINE Pay
LINE Payも定期的にキャンペーンを実施してくれています。
- 期限:2019年4月18日~4月30日まで
- 還元率:既存のマイカラー(グリーン2%、ブルー1%、レッド0.8%、ホワイト0.5%)に加え還元率15%、LINE Pay コード支払いならさらに+3%
- 対象支払い:コード支払い、オンライン支払い、請求書支払い、LINE Payカード、QUICPay+
- 還元上限:LINE Payアプリを一度でも利用した場合は1万円、それ以外は5千円
LINE PayカードはJCB加盟店で利用できるプリペイド式クレジットカードです。クレジットカードが利用できるお店ならだいたいは利用できそうなので、PayPayに比べて使える店舗が多いです。
しかし、キャンペーンによっては、コード決済のみの場合もあります。LINE Pay コード支払いなら無条件で+3%の還元となっていることも踏まえれば、コード決済を使ってほしい意図がくみとれます。
LINE Payは、クレジットカードチャージができないため、ポイントの二重取りができません。基本的には、銀行口座からのチャージとなります。
通常利用では、既存のマイカラーがホワイト、つまり0.5%の還元率からスタートになります。
PayPayと比較して、クーポン配布が多いのが特徴です。定期的に、ファミマやローソンといったコンビニで利用できるクーポンを配布しています。使い勝手もよく重宝しています。
今後もクーポンやポイント還元キャンペーンを実施すると思われますので、LINE Payもオススメです。
楽天ペイ
楽天ペイも基本的には、バーコード決済です。オンラインでも利用できます。
街での利用の場合は、200円につき1ポイントなので、0.5%の還元率となります。ネットでの利用の場合は、1%の還元率です。
楽天ペイは、クレジットカードを紐づけて支払いが可能となっています。PayPayのように上限の制限はありません。
- 楽天ペイ 0.5%
- Kyash 2%
- リクルートカード1.2%
で3.7%の還元率が可能となります。
通常利用ではお得そうですが、魅力手なキャンペーンがあまりありません。
初めての利用で1,000ポイントもらえるキャンペーンをやっています。利用金額合計5,400円以上の支払いに限ります。合計でいいので、月に5,400円使うときにエントリーしたいですね。
電気量販店で電化製品・ゲームなどを買えば一発でクリアできそうですし、ドラッグストアで日用品を買えば5,400円くらいはクリアできそうですね。
エントリー の必要があるので注意です。
Origami Pay
www.moneyhack.workOrigami Payもバーコード決済です。クレジットカードを登録できます。特徴としては、ポイント還元がありませんが、店舗ごとによって割引サービスがあります。
店舗によって異なるサービスですが、概ね2%割引をしている店舗が多いです。
クレジットカード登録ができるので、Kyashを登録できます。
- Origami Pay 2%割引
- Kyash 2%
- リクルートカード1.2%
合計すると、5.2%の還元率となります。通常利用でこの還元率はすごいですよね^^;
さらに半額キャンペーンも実施されています。
https://origami.com/origami-pay/campaign/
Kyash Visa
www.moneyhack.work前述していますが、通常利用では最強のプリペイド式Visa クレジットカードです。
Kyashにクレジットカードを登録し利用します。
- Kyash 2%のポイント還元
- 登録クレジットカードのポイント還元
でポイント二重取りができます。
Kyashは送金アプリとしても優秀で、クレジットカードチャージしたお金を友達に送金することができます。
ガソリンスタンドなど一部利用できない店舗があるので、メインで利用しつつ他のクレジットカードを携帯することをオススメします。万が一のときにでも、Kyashに登録したクレジットカードで支払えば、ポイントを一元化できますね。
Kyashはぜひ持っておきたいプリペイド式クレジットカードです。
au Pay
現状はauユーザー向けサービスとなっています。
通常の還元率は、200円で1ポイントなので0.5%です。月499円のauスマートパスプレミアム会員であれば1.5%になりますが、au Payのためだけに新規でスマートパスプレミアム会員になるのは、本末転倒な感じがします。
三太郎の日(毎月3日・13日・23日)は、auスマートパスプレミアム会員に限り全店舗で還元率を20%増額されます。また、au STAR会員・一般ユーザーの還元率はそれぞれ最大10.5%、5.5%となります。
au Payは有料会員向けサービスや、キャリアの縛りがあるなどクローズドな色が強いので、使い勝手はイマイチに感じます。
7pay
2019年7月より、セブンイレブンのスマホ決済サービスとして、7payがリリース予定です。こちらもバーコード決済です。
基本的な還元率は、0.5%となるようです。この辺の還元率は、横並びですね。またそれに合わせる形で、nanacoの還元率も0.5%となるようです。
各種クレジットカードからチャージができるようです。
もしKyashでクレジットカードチャージができるなら
- 7pay 0.5%
- Kyash 2%
- リクルートカード1.2%
合計3.7%の還元率となります。nanacoでの支払いの場合は、Kyashでクレジットカードチャージができないので、7Payで出来るかどうかが気になるところです。
iPhoneでnanacoモバイルが利用できなかったのですが、7payでは、iPhoneでも利用ができるため、ユーザー的にもメリットがあるかもしれません。
個人的には、Kyashチャージ対応してくれることを願っています^^;
7payのキャンペーンなどの情報はまだ出ていません。
まとめ・おすすめのキャッシュレスサービスは?
大規模なキャンペーンをしているキャッシュレスには乗っかりたいところです。日々の生活費を節約できるのではないでしょうか?
PayPay・LINE Payは20%程度の還元をしてくれているので、いつでも乗っかれる準備は進めたいところです。
Kyashは、利便性が非常に高いので、ぜひ活用したいところですが、プリペイドカードが送られて来るまでに時間を要するので、早めに申し込みをしたいところです。
楽天ペイやOrigami Payなどは割引やクーポンなど配布してくれますが、キャッシュレスアプリが乱立するのが嫌なのであれば、まずは、PayPay・LINE Pay・Kyashあたりがオススメになります。
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