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信用クロス優待タダ取りは、楽天証券とカブドットコム証券の合わせ技がオススメ!やり方を解説します!

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株価変動リスクを回避して、株主優待を取る方法に、信用クロス取引があります。

www.moneyhack.work一度も信用クロス取引をしたことがない人は、カブドットコム証券だけのクロス取引をおすすめします。

 

株主優待=信用クロス取引にかかったコストということになります。
信用クロスのコストをいかに安くできるかというのが非常に重要になってきます。

 

本記事では、なるべくコストを抑えるための方法として、楽天証券とカブドットコム証券を利用した信用クロス取引のやり方を解説します。


1.

信用クロス優待タダ取りの基本的考え

 

権利確定日までに、現物株と信用売建を同数保有する必要があります。そして、権利落ち日に現物株を信用売建を相殺するイメージになります。

 

  1. 現物株を買う
  2. 信用売建の建玉を保有する

信用クロス優待タダ取りにおいて、上記2点が主のコストといえます。つまり、これらのコストをいかに削るかということになります。

 


2.

現物調達コストを安くしよう

 

楽天証券の「いちにち信用」

現物を調達する方法として、最も安く調達できるのが楽天証券の「いちにち信用」です。

www.moneyhack.workいちにち信用については、こちらで解説をしています。

約定代金が29万円でコストは15円という破格のコストとなっています。計算式は、約定代金×1.9%÷365日=コストとなります。約定代金が50万円でも26円程度のコストとなりますので、めちゃくちゃ安いです。

約定代金10万円以下は無料プラン

  1. 松井証券
  2. 楽天証券のいちにち定額コース
  3. SBI証券のアクティブプラン

上記証券会社・取引プランにおいて、一日の約定代金が10万円以下であれば、手数料が0円になります。

ただし、約定代金が10万円つまり株価が1,000円未満の一般信用売建が可能な株主優待銘柄はそうそうにありません。ですが、もしあれば是非活用したいところですね。手数料が無料というのは大きいです。

 


3.

信用売コストを安くしよう

 

信用売にかかるコストは現物株のように単純ではありません。

信用売のコストは、

  1. 証券会社から借りてくる金利
  2. 信用売注文にかかるコスト

の二種類が存在します。

金利は保有する日数に応じて支払額が変わります。また金利も証券会社によって異なります。カブドットコム証券では1.5%、SBI証券、楽天証券ともに、一般信用(短期)で3.9%の金利となっています。

例えば、カブドットコム証券会社にて、株価3,000円の銘柄を100株を日間保有した場合

3,000円×100株×1.5%÷365日×10日間=約123円となります。

楽天証券・SBI証券の場合

3,000円×100株×3.9%÷365日×10日間=約320円となります。

優待価値が3,000円と考えると、200円のコスト差は大きいです。あくまで10日間という保有期間の例になるので、最短2日の保有期間であれば、ほとんど差はありません。

 

次に信用売注文にかかる手数料の比較になります。楽天証券の超割コース、SBI証券のスタンダードプラン、カブドットコム証券の手数料の比較です。

取引金額 楽天 SBI カブドットコム
10万円まで 90円 90円 90円
20万円まで 135円 135円 135円
50万円まで 180円 180円 180円
60万円まで 350円 350円 539円
70万円まで 350円 350円 629円
80万円まで 350円 350円 719円
100万円まで 350円 350円

760円

200万円まで 350円 350円 940円

約定代金50万円までは、横一列の料金体系ですが、50万円を超えるとカブドットコム証券の手数料が高くなってきます。

カブドットコム証券で信用売を出すときは、50万円を超えない銘柄を選定しましょう。

 


4.

コスト抑えるクロス取引

 

  1. 現物→楽天証券のいちにち信用
  2. 売建→楽天証券 or カブドットコム証券

この組み合わせがベストです。

現物、売建ともに楽天証券の場合、現物株を移管することなく、楽天証券内で現渡しをすることによって完結します。つまり最短、2日だけ保有すればいいことになります。

権利確定日に保有→翌日に現渡しの2日分の金利に抑えることが可能となります。

 

カブドットコム証券を利用する場合は、現物株を楽天証券に移管する必要があります。

www.moneyhack.work移管には1週間程度日数を要します。その分の金利を払う必要があるということになります。カブドットコム証券の金利は、楽天証券に比べて安いのでその点は安心ですね。

 

 


5.

売建には在庫の限りがある

 

証券会社が保有する売建には在庫に限りがあります。在庫以上のものは貸せません。つまり早いもの勝ちということになります。

しかし、早く売建注文をしてしまうとその分の金利を支払う必要がありますので、そこは難しいところです。コストが多くかかってしまうと、本末転倒になりますね。

 

また、証券会社によって在庫状況が異なりますので、SBI証券では売残がない場合にカブドットコム証券である場合もあります。その時に応じた方法でクロス取引をしましょう。

 

そのため複数の証券会社の口座開設をオススメします。

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ポイントは、楽天ポイント・Tポイント・アマゾンギフト券・現金などに交換できますので、オススメですよ。

 

ハピタスの解説はこちらでしています。

www.moneyhack.work

 


6.

楽天証券とカブドットコム証券の合わせ技で信用クロス

 

1.信用売り注文をする

www.moneyhack.workこちらの記事では、カブドットコム証券でのクロス取引のやり方を解説しています。現物[買い]は楽天証券で済ますので、売り注文のみを入れます。

 

2.現物株を保有

www.moneyhack.workこちらでやり方を解説しています。楽天証券のいちにち信用で現物株を保有します。

楽天証券での買い注文とカブドットコム証券の売り注文は同時にセットします。前日の夜に予約注文しましょう。

売り注文が順序が先なのは、売り注文は在庫がない場合があるためですね。まずは、売建がきちんと注文できるかどうかが重要です。

 

3.現物株をカブドットコム証券へ移管

www.moneyhack.work保有株をカブドットコム証券へ移管します。即日、出庫はできません。約定ではなく受け渡し日ベースになるので、注意が必要です。

出庫は無料で出来るので安心ですね。

4.権利落ち日以降に現渡しで完了

楽天証券から移管が完了し、権利落ち日以降に、カブドットコム証券で「現渡し」処理をしましょう。

以上で終わりです。

 


7.

まとめ

 

カブドットコム証券だけで完結するよりも、楽天証券のいちにち信用で現物購入→移管→現渡しという流れでコストダウンが出来ます。

カブドットコム証券への移管だけでなく、楽天証券のいちにち信用→SBI証券へ移管という方法もあります。SBI証券で売建注文ができる場合は、活用できそうですね。

いずれにしても、現物株を購入するコストは、楽天証券が最も安いです。これを是非活用したいという記事でした。

 

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