楽天証券からSBI証券へ国内株式を移管する方法を解説します。移管作業はすべてWEB上で行えます。書類での手続きがないのはありがたいですね。
また、移管にかかる手数料は、出庫・入庫ともに無料となっていますので、ガンガン活用しましょう。
株式を楽天証券から株式をSBI証券へ移管するやり方
楽天証券へログイン後、「口座管理」>「移管・買取請求」
日本株式の「申込」をクリック。
入力項目は下記の通りです。
- 証券会社名:株式会社SBI証券
- 部支店名:インターネット
- 部支店コード:※SBI証券にて確認
- 部支店の所在地:東京都
- 市町村:港区
- 口座番号:※SBI証券にて確認
- 移管先機構加入者コード:11256 までは自動で入力されているので、「60」と入力
- 移管先加入者口座コード:11256 までは自動で入力されている。※SBI証券にて残りのコードを確認
※SBI証券にて確認項目
SBI証券ログイン後>口座管理>お客様情報 設定・変更
- 部支店コード:口座番号の前3桁
- 口座番号:口座番号の後ろ
- 移管先加入者口座コード:記載の番号
以上で入力完了。
移管したい銘柄を選択し、チェックを入れて進めればおしまいです。
メリット
楽天証券のいちにち信用を利用すれば、現物株式を非常に安く購入できます。
www.moneyhack.work楽天証券で現物株を購入し、SBI証券に移管、並行してSBI証券で信用建てを保有することによって、クロス取引が可能となります。
楽天証券での現物株購入は非常に安いので、SBI証券に移管するだけでなく、カブドットコム証券や松井証券など、複数の証券会社に出庫をすることができるので、クロス取引のコストを抑えることができます。
デメリット・注意点
移管の日数
楽天証券から出庫し、SBI証券に入庫されるまでの日数ですが、
- 楽天証券から出庫:8月16日 午後5時(木曜日)
- SBI証券に入庫:8月21日(水曜日)
営業日ベースで4営業日になりますね。ただし、毎回4営業日でやってくれるのか分からないので、余裕を持って移管しましょう。
一般口座→特定口座はNG
一般口座から特定口座への移管はできません。また特定口座から一般口座へも移管はできません。楽天証券の特定口座で保有している銘柄を移管する場合は、SBI証券でも、特定口座が開かれている状況でなければ移管はできないので注意です。
一部数量のみ移管はNG
保有株数が500株で、100株のみ移管をするなどの分割、一部数量の移管はできません。移管をするならすべて移管になってしまうので、注意が必要です。
約定日に移管手続きは出来ない
前述しましたが、約定した当日には移管手続きは出来ません。受渡日に手続きをしましょう。
移管停止期間がある
※全銘柄について、毎月末基準日における権利付最終日の15:00から権利落日の17:15まで移管のお手続きができません。
※3、6、9、12月のみ、毎月末基準日における権利付最終日を含めず3営業日遡った営業日の15:00から、権利落日の翌営業日の17:15まで移管のお手続きができません。
※月末以外に基準日が設定される銘柄については、基準日における権利付最終日の15:00から権利落日の17:15まで移管のお手続きができません。
https://member.rakuten-sec.co.jp/ITS/qaAss0038.htmlより引用
そのまま抜粋しましたが、権利日あたりには注意が必要なので、余裕を持って移管手続きを行いましょう。
移管可能な銘柄がありません。と表示される場合
代用から保護へ振替が必要なので、代用振替をしましょう。
「入出金・振替」→「振替実行・代用状況」→「代用状況一覧」をクリック。
中段の代用等一覧の「信用口座」をクリック。
該当銘柄を「振替」をクリック。
まとめ
- 楽天証券からSBI証券に株式移管をする手数料は無料
- ネットで手続きができるので簡単
- 楽天証券では出庫ができない期間がある
- 出庫依頼から入庫完了までは1週間ほどみておきましょう
以上、参考になれば幸いです。
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