セブンイレブンで利用できるお馴染みのnanacoカードがありますね。nanacoカードとnanacoモバイルの違いや併用・移行ができるのか?詳しく解説します。
- nanacoカードからnanacoモバイル(アプリ)に移行できるのか?
- nanacoモバイルとnanacoカードの違い
- nanacoカードとnanacoモバイル(アプリ)は併用できる?
- nanacoモバイルのデメリット・注意点
- まとめ
nanacoカードからnanacoモバイル(アプリ)に移行できるのか?
いきなり結論ですが、できません。
nanacoモバイル(アプリ)をダウンロードし、登録を進めると、全く別のnanaco番号が割り振られたnanacoアプリが誕生します。
つまり、nanacoカードの電子版として、nanacoモバイルがあります。そして、すでにあるnanacoカードの電子版ではなく、新たなnanacoカードとして活用ができるということになります。
nanacoモバイルとnanacoカードの違い
nanacoモバイルのメリット
発行手数料が無料
通常、nanacoカードは発行手数料300円がかかりますが、nanacoモバイルは無料です。
センターお預かり分を反映できる
nanacoカードであれば、セブンイレブンのATMやレジにて「残高確認」することになります。
残高確認をすることによって、センターお預かり分にチャージされている、マネー残高をnanacoカードに移すことができます。
この「残高確認」がアプリ上で可能となります。
nanacoカードよりも早くクレジットカードチャージができる
nanacoカードは入会から10日後にクレジットカードの事前登録が可能となるのですが、nanacoモバイルの場合は、4日後にクレジットカードの事前登録ができるようになります。
リクルートカードでnanacoクレジットカードチャージするやり方を解説!! - MoneyHack
こちらでクレジットカードチャージについて、詳しく解説しています。
nanacoポイントを電子マネーに交換できる
nanacoカードの場合は、レジにて「ポイントを電子マネーに交換したい」という必要がありましたが、nanacoモバイルの場合は、アプリ上で可能となっています。
アプリを起動後「ポイント→マネー交換」で終了です。
nanacoカードとnanacoモバイル(アプリ)は併用できる?
nanacoカードは複数枚持つことができますので、nanacoモバイルとnanacoカードを併用することは可能です。
例えば、税金の支払いをnanacoで支払う場合、5万円を超える税金であっても、(nanaco1枚での支払い可能上限5万円ですが)最初にnanacoカードで5万円を支払い、残りをnanacoモバイルで支払う、という利用方法もできます。
nanacoカードとnanacoモバイルは連動はせずに、カード版か電子版か、という使い方になります。
nanacoモバイルのデメリット・注意点
iPhoneには対応していない
残念ながら現時点では、iPhoneアプリにはnanacoモバイルはありません。
nanacoモバイル対応機種一覧はこちらです。
国内メーカーの機種が大半です。最近では、Google Pixel 3やPixel 3 XLも対応してきています。
機種変更には注意が必要
nanacoモバイルは非常に便利ですが、スマホを買い替える際は注意が必要です。前述した通り、iPhoneは対応していないため、それまでnanacoモバイルを利用していてiPhoneに機種変更をすると使えなくなります。
また、新たに機種変更したスマホがnanacoモバイル対応機種だった場合においても、nanacoモバイル内で機種変更をする必要があります。
アプリ内の電子マネーやポイントが引き継げなくなってしまいますので、必ずアプリ内で機種変更をしましょう。
まとめ
- nanacoモバイルは発行手数料が無料
- 残高確認がアプリでできる
- nanacoモバイルとnanacoカードを併用して、5万円以上の税金も支払い可能
- nanacoモバイルの機種変更時には注意
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